この記事では、転職したいと考えてる人の中で「転職をする前の準備がわからない」「転職をすべきかどうかもわからない」と考えてる人に向けた記事です。
私も社会人になって3年ほど経ったあたりで悩んでいましたが、コツさえ押さえれば「キャリア」について自分で考え、転職をすべきかどうかを判断できるようになります。
この記事では、私がキャリアを考える上で「自分の現況と自分のやりたいことを整理する方法」を紹介します。
1年に一度、自分を見つめ直すときに使っている方法ですので、「キャリア」に悩んでいる人はぜひ使ってみてください。
また、学生の方も自己分析をする際に仕事を大学生活に読み替えて考えてみてください。
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目次
自分がしてきた仕事を箇条書きで書く
転職活動をする前に自分のしてきた仕事を箇条書きでまとめましょう。
これは、転職活動で必要になる職務履歴書のネタになるからです。
ITエンジニアの人を例にします。ポイントは、誰に何をして、どういう立場だったのか書きましょう。
-
- 〇〇業界向けの〇〇システム導入のプロジェクトマネジメント
- 〇〇業界向けに提供している〇〇システムの安定運用/改善に向けたサービスマネジメント
このように一文でやってきたことをまとめると自分のこれまでの仕事が整理されます。
箇条書きを深掘りする〜成功と失敗〜
箇条書きで書いた仕事を深掘りとして、成功体験と失敗体験をまとめましょう。
成功と失敗をまとめることで、転職活動で必要になる職務履歴書に書くべきアピールするポイントをまとめられます。
先ほどの例で成功体験と失敗体験を書いてみます。成功体験は、問題と解決するためにした自分の行動を書きましょう。失敗体験は、問題と解決するためにした行動、解決しなかった理由と今後に向けた対応策についてです。
・〇〇業界向けの〇〇システム導入のプロジェクトマネジメント
- 成功体験:
- 問題:
- 解決策:
- 失敗体験:
- 問題:
- 解決策:
- 解決しなかった理由:
- 今後に向けた対応策:
・〇〇業界向けに提供している〇〇システムの安定運用/改善に向けたサービスマネジメント
- 成功体験:
- 問題:
- 解決策:
- 失敗体験:
- 問題:
- 解決策:
- 解決しなかった理由:
- 今後に向けた対応策:
このように自分の仕事をまとめることで、自分の得意なことや不得意なことが言語化できた状態になります。
成功したこと失敗したことをスキル化してまとめる
成功体験と失敗体験をスキル化してまとめましょう。
スキル化することで自分の強み、そして転職先で求められている力を自分が持っているのかどうかの判断に使えます。
具体的には、先ほどの成功体験と失敗体験で発揮した力と発揮できなかった力を書きます。
成功体験:〇〇力、〇〇力
失敗体験:〇〇力、〇〇力
ここまでやれば自分の強みと弱み、それを裏付ける証拠がまとまった状態になりますので、職務経歴書や強みのアピールで困ることはないです。
自分の価値観を知る
転職をするか悩んでいる人は、自分の価値観を理解しましょう。
自分の価値観は仕事のモチベーションに関わります。
具体的には、下記のURLのサムネにある言葉の中から、仕事をする上で大切にしたい言葉を3つ選んでください。
https://note.com/teamskill/n/nc4537d11fe37
選んだワードがあなたが仕事をする上で大切にしている価値観になります。
価値観を1文でまとめる
選んだ価値観を1文にまとめてください。
1文にまとめることで、仕事に対するコアをまとめられます。
仮に先ほどのワードで挑戦、創造、楽しさを選んだ場合、こんな一文があり得ます。
ココがポイント
「私は、常に創造に挑戦して楽しいことしたい。」
このように1文にすることで自分が仕事で実現したいことや大切にしたい価値観がまとめられます。
価値観を大切できる仕事を箇条書きをまとめる
1文が完成したら、その価値観を実現できる仕事を明らかにしてきましょう。
仕事に落とし込むことで、自分がやりたい仕事を鮮明に言語化できるようになるからです。
具体的に先ほどの一文を達成できる仕事や職種を明確にしてきます。
ココがポイント
「新しいものを生み出す仕事、開発や企画の仕事」
このように仕事や職種を明らかにすることで、自分が求めている仕事を明確にすることができます。
価値観を大切できる仕事ができる業界をまとめる
価値観を実行できる仕事がどこの業界にあるのか調査して、まとめましょう。
自分のしたい仕事ができる業界が明らかになるからです。
先ほどの例を使って業界を考えてみると、おもちゃ業界やエンタメ、サービスなど、モノやサービスを提供するが該当します。
このように業界を明らかにしたことで、自分の価値を大切にした業界、仕事が明確になります。
価値観を大切できる仕事に必要な力をまとめる
価値観を大切にした仕事ができる業界が明らかになったので、次は仕事に求められるスキルや経験をまとめましょう。
これは、スキルを言語化することで自分に足りている力や不足している力を後ほど明らかにするためです。
例えば、先ほどの業界と仕事で考えたときには、何か作品や製品、サービスといったものを出したことのある経験やスキルが必要になるかと思います。
提案力、想像力、実際にモノを出した時の相手の表情や感想など。
このようにスキルや経験をまとめておくことで、業界で仕事をする上での最低限のスキルや経験を明らかにできます。
自分が足りてる力と不足している力をまとめる
ここまで、まとめた情報をもとに自分がどのスキルを持っていて、持っていないか把握しましょう。
この作業をすることで、自分が業界の仕事をする上で足りているスキルと足りていないスキルが明らかになります。
例えば、自分のスキルをまとめた時に自分の成功に導ける力とそうでない力をまとめたと思うので、前章でピックアップした力とマッチするのか、足りない力がないかを確認しましょう。
このように自分が持っているスキルと経験を、自分の価値観に合った仕事と比較することで業界で仕事をする上で最低限の力が備わっているか明らかにできます。
転職すべき人とそうでない人
これから転職に向いているのは、業界で働く上で最低限のスキルや経験、不足しているものを補う資格を保有している人になります。
最低限のスキルを揃えてないのに、働きたい、働けると言われても説得力がないからです。
実際、私が上司に相談して失敗したことがあります。
社内の仕事を中心に仕事をしていたが、ビジネスのフロントに立ちたいと伝えたところ、経験がないから移動は無理だと言われてしまいました。
当然です。説得できるほど具体性を示すことができなかったので。
このように最低限のスキルや経験、それに伴う資格を持つなど、自分のしたいことをやるために証明する材料がなければ転職活動も上手くいかないので、最低限のスキルや経験が不足している人は、それを補うための活動に時間を費やした方が良いです。
逆に最低限のスキルなどを持っているなら、実際に転職活動をスタートさせて、今後は個別の会社に求められるスキルや経験を考えて、自分がアピールできるところを探すと良いかもしれません。
まとめ
今回は、「転職サイトに登録する前の準備」について開設しました。
転職活動をするしないを考える前に自分が転職できるのかできないのか考えてみてほしいです。
この記事の方法をやってみて、自分が転職活動ができる状態であれば転職サイトに登録して、具体的に仕事を探してみると良いと思います。
これから、自己分析とキャリアを考える人は自分の考えをまとめられるMindMeisterを活用してみてください。
また、すでに転職サイトへ登録する準備ができている人は下記の登録を進めてみてください。
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