どーも、SANO(@sano32545300)です。
この記事は、利上げをきっかけに米国株が暴落し、リセッションが囁かれている中で、
特にボラティリティの高いグロース株でも意外と下がってない銘柄に注目し、その理由について分析した記事です。
ナスダックやグロース銘柄の大型中型小型の変動率を軸にそれらを上回るパフォーマンスを出している銘柄を3つまとめていきます。
皆様の企業分析に役立てば幸いです。
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目次
主要指数およびETFの変動率について
軸となる指数やETFの変動率について確認していきます。
主に確認する銘柄は下記の通りです。
- QQQ(ナスダック100)
- SCHG(グロース大型)
- VOT(グロース中型)
- VBK(グロース小型)
2022年1月3日の週から5月24日現在の変動率は下記の通りです。
- QQQ(ナスダック100):-27%
- SCHG(グロース大型):-28%
- VOT(グロース中型):-28%
- VBK(グロース小型):-27%
このように米国株のグロース株は全体的に27-28%下落をしています。
これらを上回る銘柄を3つ紹介していきます。
なお、探し方は、GlobalXのETFの中で上記の変動率を上回るETFを検索し、
該当したいくつかのETFを構成する個別銘柄を調べていきました。
もう1つは、GAFAでも1つピックアップしています。
チェックポイントソフトウェアテクノロジー:CHKP+6%
まず、1つ目はサイバーセキュリティ銘柄のチェックポイントソフトウェアテクノロジーです。
この会社は、クラウド、ハードウェアのセキュリティに対して、製品とサービスを提供しています。
もう少し、具体的に説明をしておくとクラウド上では、アプリケーションやシステムを脅威から守る際のサービスを提供しているだけでなく、エンドポイント(=端末)でも同様の脅威を守るためのサービスを提供しています。ハードウェアは、オンプレシステム(従来のサーバーシステム)を守るための製品を提供しています。
売上構成比率は、ソフトウェアアップデート41%、セキュリティサブスク34%、プロダクト25%です。
営業利益率が上場以来40%をキープしています。
急成長はしていないもののリーマンショックの時ですら安定成長しているため、非常に強い企業なのではないでしょうか。
ガートナーのマジッククアドラントでは、ネットワークセキュリティに関して22回もリーダ選出されている企業になります。
会社HPはこちら
SolarEdge Technology:SEDG-8%
ソーラーエッジは、太陽光ソリューションならびに3相パワーコンディショナーを開発しています。
このパワーコンディショナーというのは、太陽光パネルで集まった電力を一般家庭や送電線など様々な仕様に合わせて使える形に変換する機械になります。(直流→交流に変換する装置)
産業から住宅など様々な場面で使える装置を開発しています。
最近の動きとして、エネルギー価格の高騰という危機に対する対策案の1つに再生エネルギーが出てきています。
2022年5月19日:EU、エネルギーの脱ロシア依存 2027年達成へ28兆円の計画案
元々、米国のバイデン大統領が就任して、クリーンエネルギーに力を入れるという発言がありました。
そして、今世界中を巻き込んでる問題は、エネルギーという観点で見れば従来のエネルギー保有国家VS新エネルギー推進国家という構図にも見えなくない。
いよいよエネルギーシフトに向けた大きな波が出てきそうだと感じています。
会社のHPはこちら
Apple:AAPL-19%
AppleはGAFAの中でも下がらずに耐えている銘柄の1つになります。
他の変動率を見てみましょう。
- Amazon:-31%
- Google:-22%
- Meta:-41%
Googleも良い方ですが、Appleよりは下落率が高い。
Appleが下がらない理由として、特別なものはありませんが少なくともグローバルブランドであること。
それから、工場を世界中に保有していることからあらゆる事態にも対応できる点でアップルへの根強いホールドは揺るぎないという意見も出ています。
2022年5月23日:Apple Stock Is A Buy: This Expert Pounds The Table (Again)
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「米国株が暴落する中でも強いグロース株を3つを紹介。その理由についても分析。」しました。
サイバーセキュリティや再生エネルギーへの投資が盛んに行われるのではないでしょうか。
参考までに。。。