JPモルガン、ディズニーなどバリュー株に投資できるMGVについて知りたい人に向けた記事になります。
MGVの概要、構成銘柄、価格推移に対しての見解や過去の出来事をアーカイブしてあります。
また、MGVの今後について最後に意見をまとめています。
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MGVとは?
MGVとは、バンガード米国メガキャップ・バリューETF(Vanguard Mega Cap Value ETF)という米国籍 のETF(上場投信信託)のことです。
CRSP USメガキャップ・バリュー・インデックスの価格および利回りに連動する投資成果を目指したものです。
「CRSP US メガキャップ・インデックス(CRSP U.S. Mega Cap Index)」は、米国株式市場のメガキャップ指数の一つでCenter for Research in Security Prices(CRSP)が算出・公表しています。
同社では、米国株式市場において時価総額上位70%に入る銘柄をメガキャップと呼んでいます。
つまり、MGVはアメリカの時価総額上位の70%の中のバリュー株に投資をしているETFということになります。
また、【VTV】【VOOV】【VONV】といった大型企業へのETFに比べて、配当利回りが高いのも特徴です。
構成銘柄TOP10
ブルムバーグのサイトで確認すると下記のような順序で構成比率が高いです。
- JPモルガン:JPM(3.7%)
- バークシャハサウェイ:BRK(3.6%)
- ジョンエンドジョンソン:JNJ(3.4%)
- ディズニー:DIS(2.8%)
- ユナイテッドヘルスグループ:UNH(2.6%)
- プロクター・アンド・ギャンブル:PG(2.5%)
- バンク・オブ・アメリカ:BAC(2.2%)
- インテル:INTC(2.0%)
- コムキャスト:CMCSA(2.0%)
- エクソンモービル:XOM(1.9%)
これらの銘柄でMGVは26.7%を占めています。
セクターごとの割合を調べると金融、ヘルスケア、産業・工業の順ばんで比重が高くなっています。
また、他のセクターとの差が大きくあるわけではないのでバランスも良いのではないでしょうか。
- 金融(21.3%)
- ヘルスケア(20.90%)
- 産業・工業(14.10%)
- 生活必需品(10.80%)
- テレコミュニケーション(7.4%)
他の情報は、こちらで閲覧できます。
昔からある有名な企業に分散投資するイメージだね!
MGVの1ヶ月の動き
3月は、91.02から始まり、95.28と4.6%上昇しました。
特に、3/5-3/18にかけて上昇が続きました。
上昇の要因となったのは金利急上昇です。
金利が急上昇したことでグロース株が売られMGVを構成するバリュー株が買われました。
金利の急上昇で株価が上がる銘柄もあるってことだね!
影響を及ぼす出来事まとめ
今回は金利の急上昇を追加しておきました。
これから随時、追加予定していきます。
- 金利の急上昇でバリュー株が上昇(2021.3)
MGVの今後の動き
MGVは、冒頭にも書いた通り、金融、ヘルスケア、産業・工業が割合として大きいですが、そこまで差がないのでバランスが取れたETFです。
一方で、ヴァンガードのサイトによればリスクポテンシャルが「4」となっており、10年以上持ちつけるべきだという指標も出ています。
このことから、MGVは一見するとバランスの取れたETFだがリスクはやや高いということになります。
チャートの動きをみると短期的な動きは、ヨコヨコ。
月足チャートのMACDは、まだまだ上昇トレンド
RSIの水準も普通のゾーンにいます。
念の為、比重の大きい金融系のETFを確認したところ同じような状況でした。
このことからもMGVは銀行株との動きが非常に似ているため、銀行動きに注意が必要かと思います。
最後に短期投資をする上での考えをまとめるよ!
投資メモ
資金の1/3ぐらいでエントリーする。
下落した場合、出来高を確認し落ち着いてきたところで再度、追加購入して様子を見る。上昇した場合は、銀行ETFのRSIが高水準もしくは下向きになった段階で売却。
なお、他のセクターETFの株価推移をまとめた記事があります。
まとめて動きを見たい場合は、こちらを参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「【MGV】JPモルガン、ディズニーなどバリュー株に投資できるETFの基本情報・最新ニュースまとめ」について紹介しました。
MGVにこれから投資をする人、すでにしてる人にとってためになったのではないでしょうか。
ぜひ、参考にしてみてください。
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