エヌビディアがFY21Q4期の決算を発表。今後の注目するポイントを整理

どーも、SANOです。

この記事は、エヌビディアの決算から事業内容を解説し、今後どのようなポイントを意識するべきかまとめています。

業界の動向などから事業にプラスとなる要素やマイナスになる要素をまとめることで、今後注意すべき出来事を知ることができます。

皆様の企業分析に役立てば幸いです。

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エヌビディアの概要

エヌビディアは、ディスクリートGPUの設計を手掛ける企業である。
GPUは、ゲーム用PC、データセンター、自動車などさまざまな最終市場で使用されている。

次回の決算は2022年5月25日

エヌビディアの決算

エヌビディアの決算についてまとめていきます。

2021年4Q

2021年の4Q決算をまとめます。

ポイント

4Qの業績は増収増益。
売上高:76.4億ドル(対前年同期52.8%増)。アナリスト予想を3%上回る。
純利益:30億ドル(前年同期2.1倍)。アナリスト予想の20.3%を上回る。
1株当り利益:1.18ドル。アナリスト予想を0.18ドル上回る

2021年通期

2021年の通期をまとめます。

ポイント

売上高:269億ドル(対前年同期61.4%増)
純利益:97.5億ドル(前年同期2.3倍)
1株当り利益:3.85ドル(前年同期から2.12ドル増)

今回の決算もとても良い結果でした。
ただし、発表後に株価が上昇せず、停滞が続いている状況になっています。

 

エヌビディアの事業状況

エヌビディアの提供する事業の状況について整理していきます。

エヌビディアは、データセンター、ゲーミング、GPUを活用したサービス、自動車に対するセグメントで報告されています。
この中で最も伸張率が高いのはGPUを活用したサービスであるOmniverseです。

Omniverseは、設計エンジニア向けの設計ソフトとコラボレーションツールが揃ったSaaS製品になっています。

マーケットの需要予測

エヌビディアは半導体メーカーになります。
マッキンゼーのレポートによると、半導体全体のCAGRは7%となっています。

特にその中でも規模が大きいとされているのは、Computing and stotageと呼ばれるジャンルになります。
これは、PCだけではなくデータセンターやストレージに搭載される半導体全般になります。

また、Global Graphic Processing Unit (GPU) Market Size By Type (Dedicated, Integrated, Hybrid), By Device (Computer, Tablet, Smartphone, Gaming Console, Television), By Industry Vertical (Electronics, IT And Telecommunication, Defense And Intelligence), By Geographic Scope And ForecastによるとCAGRが33%(2020-28)となっています。

マーケットの企業

マーケットに存在する企業についてまとめていきます。

ポイント

  • IBM Corporation
  • Intel Corporation
  • NVIDIA Corporation
  • Samsung Electronics Co., Ltd.
  • Qualcomm Incorporated
  • Advanced Micro Devices, Inc.
  • Dassault Systems, Inc.
  • Google, Inc
  • Siemens AG
  • Sony Corporation

世界の有名企業同士がマーケットを占めている状況になります。

エヌビディアで注目すべきポイント

これまでの情報を元にエヌビディアに対してプラス要素とマイナス要素を考えていきます。

プラスの要素

  1. GPU需要の増加
  2. 新ビジネスの行方(Omniverse,Metaverse)

マイナスの要素

  1. GPU需要の減少
  2. インフレ
  3. 他社の生産力の向上

エヌビディア関連の最新動向

エヌビディアの注目すべきポイントに関する情報をまとめていきます。

プラス:一部の新ビジネスが好調

マイナス:インフレによる需要減少、マイニングシステムの再構築による需要減、Automotiveでの成長軟化

 

エヌビディアの位置付け

私は、個人的に決算やマーケットなどを調査した結果をまとめたスコア付しています。

今回もエヌビディアを下記の観点でスコア付していきます。

これを二次元のグラフにマッピングすると、エヌビディアは下記のポジションになると考えています。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「エクイニクス(EQIX)がFY21Q4期の決算を発表。今後の注目するポイントを整理」しました。

エクイニクスの決算から事業内容、最近のニュースなどから個人的に持つべき銘柄なのかどうかの意見をまとめました。

右上の位置付けられていることから、投資対象として考えても良いなと考えています。

参考までに

-米国株・ ETF
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